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遺言書の探し方
板橋の相続専門行政書士 中田です。
今日は外出からの帰り、雷雨に見舞われました。
あと10メートルで着くというのに、雷が怖くて歩くことができませんでした。
子どもの頃から苦手なものは、なかなか克服できませんね。
さて、本日は公証役場というところに行ってきました。
聞き馴染みのない役場ですよね。
実は公正証書遺言を作った場合、原本はこの役場で保管されます。
平成元年以降に作った公正証書遺言であれば
日本全国どこの公証役場でも検索することができます。
恐るべしITネットワーク。
公正証書遺言であれば、たとえなくしても捨てられてしまっても
公証役場に行けば探して貰えるし、謄本(写し)も請求できるので安心なのです。
自筆で書いた遺言書で自宅に保管してある場合
もしかしたら見つけて貰えないまま
遺品整理の際、不用品として処分されてしまうかもしれません。
特におひとりさまの場合、書いたことを誰かに伝えておき
保管場所も分かるようにしておかなければ、見つからない可能性大です。
誰かに伝えるのも少し不安がありますね。
誰にも知られず作ったとしても公正証書遺言であれば
公証役場で原本が保管されているので、
あなたの想いは必ず実現できます。
つきなみですが、遺言書は公正証書で作るのが安心です。