自分らしい最期を迎えるために。「尊厳死宣言」
尊厳死宣言とは
「尊厳死」とは、回復の見込みがない末期状態に陥った際、人工呼吸器などの延命措置を控え、人間としての尊厳を保ちながら自然な死を迎えることを指します。
現代医学の進歩により、かつては難しかった延命が可能になりました。その一方で、「ただ生かされているだけ」の状態が果たして本人の幸せなのか、という問いも生まれています。
「自分らしく人生を締めくくりたい」「家族に精神的・経済的な負担をかけたくない」といったご自身の意思(自己決定権)を形にするのが「尊厳死宣言」です。
公正証書で残すメリット
尊厳死の意思は、公証役場で「公正証書」として作成することをお勧めします。公証人が本人の確かな意思を確認して作成するため、高い証明力と信頼性を持たせることができます。
作成に必要なもの
- 印鑑登録証明書と実印
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
費用の目安
- 公証役場手数料:11,000円
- 正本・謄本代:約1,000円〜2,000円程度
※時間外や出張を依頼する場合は別途費用が加算されます。
尊厳死宣言は本当に守られるのか?
「宣言書を作っても、無視されるのではないか?」と不安に思う方もいらっしゃいます。 法的な強制力まではありませんが、医療現場では本人の意思決定を尊重する流れが定着しつつあります。
事実、日本尊厳死協会のアンケート(2015年)では、宣言書を提示したケースの約9割で本人の意思が尊重されたという結果が出ています。
あらかじめご家族の理解を得て、いざという時に医師へ提示してもらえる環境を作っておくことが何より大切です。
よくあるご質問
Q. 一度作成したら、もう変更できませんか?
いいえ、いつでも撤回・変更が可能です。「やはり延命治療を受けたい」と気持ちが変わった場合は、文書を破棄し、ご家族に伝えることで撤回できます。
Q. 家族に内密で作ることはできますか?
公正証書の作成には、あらかじめご家族の了解を得ておくことが推奨されます。最期の瞬間に立ち会うご家族が納得されていることが、スムーズな意思の履行につながるからです。
当事務所のサポート内容
尊厳死宣言は、ご自身の人生の「最終章」をどう描くかという大切な決断です。当事務所では、お客様の想いに寄り添い、以下のサポートを行っております。
- 尊厳死宣言書の文案作成(ご希望に合わせた細かな調整)
- 公証役場との事前調整・手続き代行
- ご家族への説明に関するアドバイス
「まずは話を聞いてみたい」という方へ 当事務所では、無料相談を承っております。お一人で悩まず、まずは今の想いをお聞かせください。

