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墓じまいという選択肢
いたばしの相続専門行政書士 中田です。
今年はずいぶん早く梅雨が明けましたね。
6月に梅雨が明けるのは初めてだそうです。
熱中症に罹る方も多いと聞きます。
家の中も油断できないということなので、皆さまもお気をつけください。
水分そして塩分も大切だそうです。
さて、みなさんは
『墓じまい』
という言葉、聞いたことありますか。
なにかと言うと
今あるお墓を更地にして管理者に返還すること、
お墓を「しまう」ということです。
例えば・・・
●お墓はあるけど遠くてなかなか行けない
●お墓をみてくれる人がいない。
●跡継ぎはいるけれど任せられるとは思えない。
●お寺との付き合いが大変
●二つのお墓を守っている
などの理由から、墓じまいを考え始める方がいます。
かく言う私の実家も「墓じまい」しました。
我が家の場合、お墓を全くなくしたのではなく
お寺にあったお墓を終って、実家近くの公営墓地にお引越しをするという方法を取りました。
父は長男だったのでお墓を継いだのですが、
お墓には、父方の祖父母、幼くして亡くなった父の兄弟、そして父が眠っています。
今では母が守っています。
母も年を取るにつれ、お墓詣りに行くのが大変になること
子供にお寺との付き合いの負担は掛けたくないという不安から
管理費の負担だけで済む公営墓地にお引越しを決めたのです。
私の母と同じように考える方、これからきっと多くなると思います。
お子さんがいても「お子さんと自分は別だから」と考える方も多いです。
私の実家の場合、引っ越し先もお墓でしたが
●同じお寺での永代供養
●室内の納骨堂
●樹木葬
様々な選択肢があります。
それぞれメリット、デメリットがあるので
ご自身に合う方法を考えるのが一番です。
「我が家のお墓どうしよう」と不安に感じている方
解決のお手伝いをいたします。