遺言書が見つからない

板橋の相続専門行政書士 中田です。

 

このところ春のような暖かさが続いております。

ぽかぽかと暖かい日差しの下にいると体の余計な力が抜ける気がして、とても楽です。

今年、関東では昨年より2週間も早く「春一番」が吹いたといことですが、まだ2月です。

しばらくは寒暖差が激しい日が続きそうですね。

 

 

さて、今回は遺言書に関するお話し。

 

相続の手続きでご相談を受けた際には必ず

「遺言書はありますか?」とお聞きします。

 

「もしかしたら作ったのかもしれないけど、どこにあるのか、本当に作ったのかわかりません」

ということがたまにあります。

公証人の名刺や公証役場から貰った必要資料の一覧があるとか、形跡がある。

作っているのか、はたまた作ろうとして諦めてしまったのか。

 

自筆証書の場合、法務局に預けていなければ、自宅や貸金庫、思い当たるところを捜索するしかありません。

 

では、公正証書の場合はどうでしょうか?

 

公正証書の場合は公証役場で確認することが可能です。

ただし平成元年以降に作った公正証書遺言に限ります。

平成元年以降は遺言情報管理システム、で

作成した公証役名、作成した公証人の名前、遺言を作った人の名前、作成年月日等を管理しているそうです。

 

 

「公正証書遺言の検索」をおこなえば、遺言書の有無、遺言書がある場合には作成した公証役場を調べることが出来ます。

 

検索し、遺言書があることが判明したら、次に作成した公証役場で謄本(コピー)を貰うことができます。(有料です)

 

この遺言検索は相続人等、権利ある人が申請することが出来ます。

 

日本公証人連合会のホームページ参照

 

また、遺言を書いた方がご健在のうちは、家族は検索することができません。

 

ご相続人からの依頼で遺言書の検索もおこなっています。

気になる方はご相談くださいね。

 

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