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「遺言書は元気なうちに」を実感しました

板橋の相続専門行政書士 中田です。

 

日頃から

「遺言書はお元気なうちに作りましょう」

と口説くお伝えしておりますが、本日はそれを実感したことをお伝えします。

 

ご相談者は70代の方。

お一人暮らしで、過去に大きな病気をしているため、この先自分に何かあった時のことを心配している。

色々ご相談し、遺言書と死後事務委任契約をすることになりました。

大病を経験しているとはいえ、お仕事もしていてとてもお明るく元気な方でした。

 

遺言書の内容も出来上がり、作成日の予約をし、当日を待つだけとなりました。

 

ところが・・・

作成日前日に持ち物などの確認のため、その方の携帯に電話を掛けましたが電波が入っていない状態。

ご自宅にも電話したところ呼び出し音だけが続き、そのまま留守電に繋がる。

気になりましたがどうにもならないので、改めて当日に電話しましたが同じ状況。

連絡をすれば必ず折り返してくれる方なのでとても心配していたところ、親族から電話が入りました。

 

「倒れて救急車で運ばれました」

 

とても驚きましたが、命には別条はないということなのでひとまずは安心しました。

公証人に事情を伝え、遺言書は作れる状況がきたら改めて予約を取ることとなりました。

 

もう数カ月前の話となりますが、先日、ご本人から「まだリハビリ中で入院は暫く掛かるから待ってて」とお電話をいただきました。

命にかかわるご病気だったようで、電話が出来るようになっただけでも良かったと仰っていました。

 

準備に早すぎることはないなと、改めて実感しました。

 

 

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